今まで何本のゲームをプレイしてきたかなぁ…? 100本?いや1000? 数こそ覚えてないぐらいプレイしてきたけど、どうやらその副作用として「ゲーム不感症」なる病にかかってしまいました。
「ドルアーガの塔やグラディウス…
ああ… 初めてゲームと出会った頃のあの衝撃と感動はもう味わえないのか… 」
注)今日はおっさんゲーマーによるおっさんゲーマーのポエム成分たっぷりなので、その腹づもりでよろしく
もくじ
あの時どうしてゲームに恋したのだろう?
今でも忘れられない、ドルアーガの塔を見た瞬間に奪われた心。そこにはインベーダーでは感じなかった強烈な世界があった。狭い画面内で息づくキャタクター、灰色の現実より眩しいゲーム内の世界。いつしかゲームのキャラは自分そのものとなり、何度でも何処へでも行けた、世界だって救った。
確かにあの時ボクは恋してた、でも恋は必ず終わりがやってくる…
そして、いつしかボクはゲームの主人公ではなく、効率よくゲームを攻略、消化する画面外のプレイヤー。今でもゲームは好きだけど、あの時の熱量は過去の思い出… と、半ば諦めていたました。
しかし恋はいつの時代でも突然訪れるもの、あの初恋に似た気持ちを呼び覚ましてくれたのは【ドラゴンズクラウン】 それは2013年のゲームなのに、あの懐かしいときめきの風を心に吹かせてくれた。
思い出すのは冒険に彩られた黄金の日々
この新鮮で懐かしい感覚は… ドラゴンズクラウンにはウィザードリーや80年代ゲームに対するオマージュ、丁寧に作りこまれた世界観とグラフィック、物言わぬ主人公から膨らむ想像と没入感、それはもうゲームの世界では無く確かにそこに存在する世界。
そしてプレイが深まる度に思い出す仲間との思い出。昔ゲーセンや友達の家に集まってあーでもないこーでもないと言いながら攻略法を話しあったり、ゲーム内で助けあったり喧嘩したり… ゲームという共通の目的を達成するため協力と努力した思い出が柔らかに心に蘇ってきます
いくつになってもゲームという翼で無限の彼方へ行ける
気がつくと時間を忘れプレイをしてる自分が。これほど時を忘れ冒険したのはいつが最後だったろうか… そんな心地よい疲労感に包まれつつ心に浮かび上がった思い、それは…
「僕達に夢を見せてくれるのは、本気で夢を諦めずに追い続ける人たちなんだ…」
ゲームはマンガと同じ無限の可能性を秘め、それは時に初恋のように僕らの心を宇宙の果てまで羽ばたかせる。夢を追い続けゲームを作っている人がいる限り、僕らはいつでも無限の彼方へ旅立てる! そう感じた2013年の夏でした。