我々ベルトスクロールを愛するゲーマーは待った、待ち続けたのだ!
そして!数年の時を経ておっさんゲーマー達歓喜のドラゴンズクラウンがついに発売された! 待たされただけあってそこは狂気とも言えるクオリティ、ああ! 今まで生きててよかったよ!ママン!
こないだの休日を放り投げてプレイしまくったので、ちょっとしたプレイレビューをば
もくじ
そもそも【ドラゴンズクラウン】てどんなゲーム?
2Dゲームの職人集団ヴァニラウェア制作のアクションRPGゲーム。ゲームシステムはファイナルファイトのようなベルトスクロールアクションとRPGの成長要素、さらにはDiabloのようなレアアイテム探索をミックス。
そもそもベルトスクロールアクションは3Dゲーム全盛の現在となっては廃れてしまったジャンル、それを3Dでは決して表現できない2Dグラフィックならではの美しい表現で、2Dベルトスクロールゲームの正統進化として作られたのがドラゴンズクラウンなんです。
ちなみに対応ハードはPlayStation3とPSVITA。今回はPS3版を購入しました。
気になった点
- グラフィックが美しすぎて自キャラを見失いやすい。
敵キャラの影が見にくく、ベルトスクロールゲーム攻略の肝、敵との縦軸が合わせにくかったりします。乱戦時には自分を見失うこともしばしば - 縦、斜めダッシュができない
私的ベルトスクロールの最高峰がキャプテンコマンドーなので、縦、斜めダッシュが出来ないのがもどかしく感じたり。でも緊急回避(R1)を上下にすることで擬似縦ダッシュ的な事ができます。 まぁ、考えてみれば縦、斜めダッシュって操作難しいので、あえて外したのかもしれませんね。 - オンラインマルチプレイができるまで結構時間がかかる
ある程度ストーリーを進めた時点でオンラインプレイが開放されます(およそ5時間ぐらい) みんなでワイワイとプレイしたい場合は事前にストーリーを進めておく必要がります。そして新たにキャラクターを作る度同じ作業を要求されるので、せめてセカンドキャラ以降もう少し早い段階で開放されてもいいかも。
凄まじく素晴らしい点
- 美しいグラフィックで作りこまれた世界はまさに2Dゲームルネサンス
重厚で美しいイラストで作り上げられた世界はもはやゲームの枠を突き抜け、絵画ともいえる独特のダークファンタジーの世界を構築。3Dゲームが標準のこのご時世に、西洋絵画テイスト溢れるイラスト調2Dグラフィックが滑らかに動きまくるのはまさに必見!種類の違う魅力的なキャラや声優さんたちも素晴らしく、特にゲームや世界を語るゲームマスター(谷口節)の口調はテーブルトークRPGそのもので、もうたまりません!!
- プレイすればするほど楽しくなるシステム、脳内から何か分泌されるそんな感じ
自分自身が上達する楽しさ、スキルを組み合わせる楽しさ、より強い装備を収集、組み合わせる楽しさ。全てが高いバランスで整えられています。もっともっとプレイしたくなるまさにスルメゲー。夜も遅いし寝るかー
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でもちょっとアイテム鑑定しておくかー
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いい武器でたし、装備、装備と…
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そういえばスキルポイントも溜まってたわ
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おお! このスキル試したい!
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ダンジョン行くか!
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ループおかげで寝れません、誰か助けて下さい
- マルチプレイが楽しいったらありゃしない!
仲間に防御魔法かけたり、装備の耐久度を考えたり、皆でボスにフルボッコにされたりはマルチプレイの醍醐味! ダンジョンドサ周りをしたりと、マルチ周りのシステムが練られまくって楽しいなんてもんじゃありません! 皆でアイテムを求めワイワイとダンジョン探索する、友達とゲーム攻略の話で時間を忘れた昔を思い出しますねぇあと、マルチプレイ時は精霊や女僧兵のアレなところを皆でタッチできるので、マルチプレイはマストですね! キリッ
ヴァニラウェアのエロスは業が深いな… フフフ
「え?使用キャラですか? そりゃぁ悩みましたよ!」
「キャラ選択で小一時間ほどね… だって大事でしょ!」
「おっぱい or お尻かって?」
「………」
「くそう… ごめん… でもやっぱオレね… おっぱいも尻も裏切れなかった…」
「なので2キャラ作りましたよ ドヤァ!」
そういえば、傷ついた女クレリックさんは仲間にできないんですかw
信じられないぐらい細部までほんと丁寧に作りこまれた神ゲー、おっさんゲーマーからゲーム初心者までオススメしたいドラゴンズクラウン。 もうプレイしない意味分かんない。
「ゲームってこんなに凄くて楽しいんですよ!」そんな思いを全世界に発信したい、そんな大好きな人を大声で叫びたくなるそんな清々しい気持ちになっちゃいましたw