ThinkPad Edge・・・・そう、出会ったその日から心ときめいたノートパソコン
さて今年最初のノートPCレビューはLenovo 【ThinkPad Edge 15″】
去年実機を観たときからその大人っぽいデザインに物欲をくすぐられていたのですが、「かっこいいけど性能やThinkPadならではの使い勝手はぶっちゃけどうなのさ?」と、そんなひねた気持ちで悶々としてましたw
そんな想いの真偽を確かめるべく今回はThinkPad Edge 15″について詳しくレビューしていきます。
もくじ
Good!
- 大人のシックデザイン!
従来のThinkPadよりもツヤを抑えたマットブラックなボディと派手なアクセスランプ類を廃したシンプルなキートップ、そしてグロス感タップリの天板、柔らかなアールを画くエッジ・・ああ・・・それらはとっても落ち着いた趣を醸しだしあたかも様々な人生経験を生きてきた大人のよう。
そのスタイルは間違いなくThinkPadでありながら新たなThinkPad!そんな印象を感じました。 - 使いやすさバッチリ!
シックなデザインであろうともThinkPadはThinkPad!随所にちりばめられたモバイルへの配慮は健在です!- 余計なキーが一切無いシンプルな配置のキーボード
- キー一個一個が微妙に湾曲したタイプしやすいデザイン
- 操作しやすいトラックポイント
- バッテリー残時間が明記されるバッテリーメーター(地味ながらかなり便利です)
- 余計なアプリケーションが一切入っていないシンプル構成
使い手の事を第一に考えて作られているThinkPadのコンフォートコンセプトは全くブレないな!
- コンパクトなACアダプター
ThinkPad EdgeのACアダプタはコンパクトで持ち運びも快適です!以前のideapadなんかは電源コード部が逞しく「ちょっとこれは・・・」と思ったものでした。結構見落とされがちなポイントですがモバイルノートのレッツノートJ9のACアダプタと比べても遜色ないコンパクトさでキチンと改善されているなぁと感じました
参考記事:【lenovo ideapad S10-2 レビュー:使ってみた編】
lenovo 【ThinkPad Edge 15″】ギャラリー
性能&スペックチェック!
- 今回レビューしたThinkPad Edge 15″の仕様
ThinkPad Edge 15″の仕様
- CPU: インテル® Core™ i3 M350 プロセッサー 2.27GHz
- メモリ: 2GB DDR3
- モニタ: 15.6型HD液晶 (1366 x 768)LEDバックライト
- グラフィック: インテルHDグラフィックス
- HDD: 250GB
- その他: USB2.0x4 (うち1つはPowered USB、一つはeSATA/USB2.0コンボ)、200万画素カメラ
- 駆動時間: 約4.0時間(6セル・バッテリー搭載時)
- 重量: 約2.5kg(6セルバッテリー搭載時
カスタマイズにより仕様変更可能です。
今回レビューしたモデルはThinkpad Edgeの基本となるモデル、しかしながらインターネットや動画を観たりするには十分すぎる性能です。
- ThinkPad Edge 15″ 動画再生テスト
動画再生テスト 再生ファイル 解像度 形式 動作 FullHD動画 1920×1080 H.264 ◎ HD動画 1280×720 H.264 ◎ 動画再生は全く問題な無し!これといったコマ落ちもせずに快適に再生できました。
- ゲームベンチマークテスト
ThinkPad Edge 15″ベンチマークテスト ベンチソフト 解像度 スコア フレームレート 総合評価 モンスターハンター フロンティア オンライン 絆 1280×720 680 - - FINAL FANTASY XIV 動作せず 動作せず 動作せず 動作せず ストリートファイター4ベンチ 1280×720 6219 13.94 E 標準のグラフィックではやっぱりゲームをするには厳しいですねぇ
いちおうカスタマイズでATI Radeon Mobility HD 5145 グラフィックス (512MB)を選択すれば軽めのゲームならばこなせるかもしれません。 - 消費電力チェック(ワットチェッカー使う)
ThinkPad Edge 15″消費電力テスト CPU稼働率 消費電力 一ヶ月フル稼働時の電気代 0%時 16~18W 約244円 100%時 44~45W 約648円 *電気料金は1kWh=20円で計算しています。
以前測定したデスクトップとは比べものにならない省電力っぷり!!電気代を抑えるのはもちろん、常時稼働のサーバーや動画エンコードマシンとしてThinkPad Edgeを導入するのもアリですね!
Bad!
- お値段はちょい高め・・・だが!おかげでThinkPad Edge 14″が際だつ!
基本構成で66,000円のお値段は他社の15インチノートPCと比べてもと同クラスのちょっと高めなお値段設定。値段をみると個人的にはThinkPad Edge 14″のほうがお値段が15000円程安くオススメ、ちなみに14″は画面サイズが小さいぐらいで15″との性能差は殆どありません。
*週末によく出るクーポンを適用すれば更にお安く購入することが出来ます!【Lenovo eクーポン!】
ちなみにクーポン適用でThinkPad Edge 14″は45,000円を切る価格に・・恐ろしい・・・ - ファンクションキー(F1-F12)が使いにくい!
ファンクションキー(F5など)は初期設定だと【Fn】+【F5】のように同時押ししないと使えません。
日本語入力時にF6~F10キーを頻繁に使うのでこれはかなり不便。ですが!起動時のBIOS設定でキー設定を入れ替えることが出来るので設定を変えればOKだったりします。 - 電源ON
- 速攻【Enter】キーを連打
- 画面が変わったら【Fn】+【F1】を押してBIOS画面に突入
- Config→Keybord/mouseを選択
- Change to “F1-F12 keys”を【Legacy】に変更
- 【F10】キーを押して【Yes】を選択して終了
- 次回起動時にはF1-F12キーの役割が反転します
ファンクションキー(F1-F12)を入れ替える手順
BIOSで変更できそうだろうなぁとは思っていましたが、パッと見た感じ付属マニュアル等にもファンクションキーの記載が無くちょっとこれは不親切だなぁと感じました。
Comment
- ふつーに使ってもハードに使ってもOKッ!
インターネットや動画再生はもちろん普通に使う分には申し分ない性能と価格!スタイルと性能と快適さを兼ね備えたThinkPad Edge、もうね正直ツッコミどころが無かったりしますw
またゲーム向きではありませんがかなりの省電力マシンなので動画エンコードやサーバーとして使うのもアリかと、USBとe-SATAコンボコネクタが付いているあたりこの辺の用途を想定した確信犯ww
新学期や新シーズンを間近に控えた今、シンプルかつ快適に使いたいヒトにオススメできるそんなノートパソコンが【Lenovo 【ThinkPad Edge】なんです!
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- レノボオンラインストア:lenovo 【ThinkPad Edge】
- 週末が狙い目!:【lenovoオンラインストアEクーポン一覧】
Exレビュー【ThinkPad Edge】
- ここから先はちょっとマニアックなレビューを・・では最初にこちらの注意書きをお読みください
- メモリ規格はPC3-8500 (DDR3-1066) 204PIN SODIMM
レノボでカスタマイズすると4GBまでしか設定できませんが、自前の4GBメモリを増設してみたところ2GB+4GB=6GBとしっかり認識しましたw
使用したメモリ:CFD 【D3N1333Q-4G】 - HDDは250GB、5400rpmが基本モデル
HDDは右にずらすだけで簡単に着脱できるので是非128GBクラスのSSDに換装したいところですねぇ
換装したいSSD:intel SSD 【X25-M】
大人のお約束
・この記事を読んで行なった行為(分解など)によって、生じた損害は自己責任でよろしくお願いします。
・内部構造などに関する記述は個体に関してのものであり、すべての製品について共通であるとは限りません
ってな訳で背面パネルをオープン!ドライバ一本で簡単に分解というかアクセスできユーザーが簡単にメンテナンスできるようになっています。写真左上にメモリスロット、手前にHDDが見えます。
しかしユーザーがこれだけ容易にカスタマイズできるノートPC・・・6GBメモリ+128GB SSDの鬼マシンがノートPC価格+25,000円で手に入る世の中ってほんと凄いなぁ!
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